HOMEnano tech 大賞 2020
nano tech 2020出展者の斬新かつ先駆的な技術・製品を分野ごとに選出し、入賞出展者を決定しました!
nano tech大賞
東レ(小間番号 : 1W-F06 )
絹糸の断面を観察して開発した人工繊維、200%の伸縮率と高い復元性を両立した伸縮性フィルム、光を高精度に制御できるナノ積層フィルムなど、ナノテクノロジーを駆使した数多くの新素材を開発した点を賞す。
ナノマテリアル賞
リコー(小間番号 : 1W-F03 )
固体型色素増感太陽電池を搭載した環境センサー、発電ゴムを利用した振動発電など、ユニークかつ先進的な材料技術開発を賞す。
ナノアナリティクス賞
堀場製作所(小間番号 : 1W-J32 )
画像解析ユニットを加えたレーザー回折粒子分布測定装置、吸光度も測定できる新しい蛍光分光測定装置などを紹介、最先端材料の研究開発から品質管理までカバーする分析評価装置のラインアップを賞す。
Nanalysis(カナダ)(小間番号 : 1W-R38 )
A3用紙サイズ、高さ数十センチの超小型NMRを開発し製品化した。永久磁石を用いたためメンテナンスは不要で、分子量500程度までの物質を検査できる。分析対象として水素に加えて5元素から1つ選べる。製薬での品質検査など幅広い分野に役立つ点を賞す。
ナノファブリケーション賞
エリオニクス(小間番号 : 1W-C20 )
50kVという低加速電圧ながら、高スループットの微細加工を実現した電子ビーム加工装置を開発。8インチのウエハー加工をわずか1日以内でできる高い生産性を賞す。
ナノアカデミア賞
早稲田大学(小間番号 : 2W-V29 )
生体応用が期待できるロボット結晶、ダイヤモンド製のトランジスタを用いた海中無線通信など、ナノテクノロジーを駆使した先進的な研究成果を賞す
産学連携賞
TIA(小間番号 : 2W-L30 )
つくば周辺地域の公的研究機関や大学が連携し、企業の量産化支援や人材育成を推進し、さらに日本全国にまたがる広範な産学連携を牽引、ナノテクノロジーの発展に大きく貢献している点を賞す。
新規ピックアップ賞
ヤギ(小間番号 : 1W-A04 )
信州大学繊維学部の研究開発を事業化した韓国Finetexと韓国以外での販売代理契約を結んだ。防水性と通気性を兼ね備えた素材を製品化し、曇らない車輛ヘッドライトなどへの展開を賞す。
プロジェクト賞
NEDOプロジェクト
太陽光と水と二酸化炭素から、プラスチック原料へ ―人工光合成プロジェクト―(小間番号 : AT-01 )
太陽光と水と二酸化炭素からプラスチック原料を合成する技術を研究しており、二酸化炭素削減と石油由来プラスチックの削減に向けて実現性が見えてきた点を賞す。
物質・材料研究機構
PZT代替高性能非鉛圧電材料(小間番号 : 2W-F35)
鉛を使わない、新しい圧電材料を開発した。PZTに匹敵する圧電特性と安定性を実現、PZT代替により圧電業界に変革をもたらす可能性を賞す。
ビジネスマッチング賞
S-Nanotech Co-Creation(小間番号 : 1W-B03 )
ビジネスマッチングシステムを活用して、様々な出展者、来場者と最も多くの商談ポイントを獲得。精力的にオープンイノベーションに取り組んだ点を賞す。
特別賞
ドイツ・ザクセン州パビリオン(小間番号 : 1W-U29 )
ドイツ・ザクセン州のナノテクノロジー企業5社が出展、ICTや材料科学など多くの分野で最先端を走る同州の技術力を披露した点を賞す。
日刊工業新聞社賞
清川メッキ工業 (小間番号 : 1W-M09 )
金属やセラミック、樹脂などありとあらゆる素材の表面に厚さ最小数nmのめっきを施す最先端技術を開発した点を賞す。